都市工学科紹介

国際活動・国際交流

そもそも都市工学科の対象とする諸問題は日本だけの問題ではない。世界中のさまざまな国で同様の問題が生じており、その意味では万国共通の問題とも言えるが、同時にそれぞれの地域固有の特性が問題に深く係わっており、問題に対処するためには各地域の特性の深い理解が不可欠である。

都市工学科では、教官・学生ともに日本だけでなく諸外国をフィールドとした研究も進めているが、卒論のために数ヶ月外国に滞在して研究を行う学生も少なくない。1999年度からは外国人の教官も学科に加わっている。教官や大学院生が研究成果を国際学会で発表するだけでなく、学科自ら国際学会を主催することも行っている。

また、大学院における留学生教育に力を注いでいるのも都市工学科の特徴である。特に博士課程においては全大学院生の約半数が留学生によって占められ、また研究生として滞在している留学生も多い。出身国はさまざまで、東アジア、東南アジア各国はもちろん、中東、ヨーロッパ、北米、南米などに広がっている。これらの留学生に対しては英語による講義と研究指導が行われている。