event
東大まちづくり大学院

東大まちづくり大学院・イブニングセミナー

海外の縮小都市政策に学ぶ
イタリア・トリノ

<The English version is below.>

【日時】

2018年3月8日(木) 18:40開始 (21:30終了予定)

【場所】

於 東京大学本郷キャンパス 工学部11号館1階講堂
※東京メトロ“東大前駅”1番出口より徒歩4分(地図)

【備考】

※参加費は無料です。
※メール本文にお名前とご所属をご記入の上、seminar@mps.t.u-tokyo.ac.jp宛にお申込みください。 →本セミナーは申込者数が定員に達したため、受付を終了いたしました。
※同時通訳あり。

【趣旨】

 毎年開催している東大まちづくり大学院のイブニングセミナーで、今年は海外の縮小都市のまちづくりを取り上げます。  人口減少局面に入った日本の多くの都市では、今後さらに深刻化する状況に対して、どのような都市政策が必要なのか、試行錯誤を続けているようです。 官民の様々な主体が、拡大から縮小という状況変化に対応しようと努力を重ねているものの、明確な方向性はまだ見えていないかもしれません。  欧州は、産業構造の転換、政治体制の変革など、いくつかの理由から、縮小都市がすでに多くみられ、縮小にかかる様々な問題に対応する都市政策の議論がすでに活発に行われています。 イタリア・トリノは、イタリア最大の自動車メーカー・フィアットの企業城下町として発展してきましたが、業界再編が進んだ1980年代以降、深刻な地域経済の不況と人口減少を経験しました。しかしその後、創造的な活動を促進させる様々な革新的な都市政策を繰り出し、官民の各主体がそれに呼応して活発に活動することによって、地域の経済・社会の構造転換が促進され、劇的な再生を成し遂げることができました。  今回は、トリノ工科大学の3名の研究者が、同時に日本を訪れる貴重な機会を利用させて頂き、トリノの都市政策から日本の今後のまちづくりに資する知見を得る機会にしたいと考えています。  基調講演は、日本の中心市街地活性化や、デトロイトをはじめ世界各国の縮小都市問題について研究し、昨年『トリノの奇跡』(藤原書店)を出版した研究会を主宰する、龍谷大学政策学部の矢作弘教授にお願いしています。そして、トリノで都市政策やランドスケープを研究する、トリノ工科大学の3人のイタリア人研究者(クラウディア・カッサッテッラ准教授、マルコ・サンタンジェロ准教授、ジアンカルロ・コッテーラ准教授)に、トリノ再生の過程や成果、また日本のまちづくりへの示唆について論じて頂きます。 その後のパネルディスカッションでは本学の教員(都市工学専攻准教授村山顕人および瀬田史彦)を交えて、イタリアや欧州の縮小都市の都市政策から学べる点、また日本の人口減少局面の都市政策の現状と今後の課題について、議論してゆきます。 皆様、万障お繰り合わせのうえ、ぜひご参加頂ければ幸いです。
  

【タイムスケジュール】

 18:40−18:45 開会挨拶 原田昇 教授 (東京大学・まち大コース長)
 18:45−18:50 趣旨説明 瀬田史彦 准教授 (東京大学)

 18:50−19:20 基調講演 矢作弘 教授 (龍谷大学)
         「トリノの奇跡 ―― それ以前、それ以後」
            龍谷大学政策学部特任教授
            横浜市立大学卒、日本経済新聞社入社、ロサンゼルス支局長、編集委員
            大阪市立大学大学院創造都市研究科教授を経て現職
            この間、オハイオ州立大学、LSE(ロンドン)の客員研究員
            博士(社会環境科学)
(20世紀、トリノとFIATは二人三脚の歴史を歩みました。1960年代まで高度成長を重ねた後、1970年代半ば以降、縮退期を迎えました。Post-工業化(Post-重厚長大型産業)都市としてトリノが再生の兆しを示すのは、2000年前後以降です。EUからの資金支援をバネに、歴史的な資産を生かした産業おこし、都市づくりが進展しています。)

 19:20−20:05 ゲスト講演 トリノ工科大学の3名の研究者

 −Marco Santangelo准教授 (地理学・トリノ工科大学)
   「縮小都市トリノの再定義:何が変わったのか」
(トリノの縮退は様々な視点で捉えられますが、その中で人口及び経済の縮小は明快な事実です。しかしながら、都市イメージの再定義や、将来の開発といった、目には見えにくい事象を考慮した上で全体像を描くことも可能であると言えます。)

 −Claudia Cassatella准教授 (ランドスケープ・トリノ工科大学)
   「機会としての縮小:都市に自然を織り込む」
(トリノにはランドスケープに関する長期的なビジョンが存在し、そのため都市の縮退は都市圏スケールでのグリーンインフラ創出の機会となっています。実際に、様々な活動がグリーンインフラの創出につながっています。今回はガバナンスとプランニングの観点から、その経緯、主な成果と課題を紹介します。)

 −Giancarlo Cotella准教授 (空間政策・トリノ工科大学)
   「トリノ都市圏:圏域の発展に見いだせるチャンスとは?」
(2014年のイタリアにおける制度改革によって、大都市圏という概念が導入されました。しかし、大都市圏と従来型州政府の領域が重なっているために、多様性のある空間の開発誘導に対して懸念があります。実際にトリノ都市圏は、山間部・農村部から都市中心部にわたる316自治体を治めています。こうしたトリノ都市圏の取組みは、トリノ都市圏の成長機会を見直すという問いに光を当てるものとなります。)

 (15分間 休憩)

 20:20−21:30 ディスカッション
         論点の提示 村山顕人准教授(東京大学)
         討論・質疑 矢作教授, Cassatella准教授, Santangelo准教授, Cotella准教授
               村山顕人准教授、瀬田史彦准教授br>

 21:30−21:40 閉会挨拶・東大まちづくり大学院のご紹介

(お申込みはお名前とご所属をご記入の上、seminar@mps.t.u-tokyo.ac.jp宛に、お問合せは瀬田(seta@urban.t.u-tokyo.ac.jp、03-5841-6221)までお送りください。)
→本セミナーは申込者数が定員に達したため、受付を終了いたしました。

ポスター



Policies and Planning for Shrinking Cities
- Torino, Italy -

Purpose

 Annual seminars, held by the Master's Program in Sustainable Urban Regeneration, the University of Tokyo, pick up the issue of "Shrinking Cities" this year.
 Most of Japanese shrinking cities are struggling to adjust to depopulation. Though various local and regional stakeholders try to tackle with the new and aggravated situations derived from depopulation, they still don't find the clear direction for their urban policies and planning.
 European countries already have many shrinking cities due to some reasons like political reform or transition of industrial structure. Many academicians and practitioners already deepen the discussion on shrinking cities and their future strategies.
 Torino, a regional city locating on the northern part of Italy, had been developed led by Fiat, the largest automobile companies in Italy, and its affiliates, but it lost the power due to the restructuring of the industry reorganization from 1980s and had sufferred from serious regional economic downturn and depopulation.
 However, following innovative policies and planning generated and implemented by the city and its regional and local stakeholders, the city's economy and social structure have drastically been revitalized until now.
 The seminar captures the precious opportunity that three academicians of the Polytechnic University of Turin (Politecnico di Torino) stay in Tokyo.
 The seminar introduces advanced policies and planning of Torino and discusses the preferable direction for shrinking cities in Japan.
 As a keynote speech, we invite Professor Hiroshi Yahagi of Ryukoku University, who is one of the main advocater for the direction of shrinking cities in Japan and recently issued a book on Torino named "The Miracle of Torino: Change of Economic Stracture and Revitalization of Shrinking Cities" with several colleagues. Then we ask some invited speeches on Torino and Japanese cities to the three Itarian academicians (Prof. Claudia Cassatella; Prof. Marco Santangelo; Prof. Giancarlo Cotella). After these speeches, we hold a panel discussion by these four and two professors from our university (Prof. Akito Murayama and Prof. Fumihiko Seta).

Note

[Date] 8th March (Thursday) 2018
[Time] 18:40 to 21:30 (22:00)
[Place] Lecture Hall of 11th Eng. Building (Seating Capacity:130 persons)(MAP)

[Registration] Please send email to seminar@mps.t.u-tokyo.ac.jp including "Name" and "Affiliation". →The application for the seminar has been closed.

Time Table

 18:40〜18:45  Opening Address: Prof. Noboru Harata
 18:45〜18:50  Introduction: Prof. Fumihiko Seta
 18:50〜19:20  Keynote Speech: Prof. Hiroshi Yahagi (Ryukoku University)
 19:20〜20:05  Invited Speeches (15minutes for each speaker)
  Prof.Claudia Cassatella (the Polytechnic University of Turin)
  Prof.Marco Santangelo (the Polytechnic University of Turin)
  Prof.Giancarlo Cotella (the Polytechnic University of Turin)

 20:05〜20:20 Break

 20:20〜21:30
  (10 minutes) Summary of Issues by Prof. Akito Murayama
  (60 minutes) Discussion and Q&A coordinated by Prof. Fumihiko Seta

 21:30〜21:40  Introduction of the Master's Program in Sustainable Urban Regeneration, the University of Tokyo explained by Prof. Seta

* Simultaneous interpretation is provided.
* Participation is free.





 

 

過去のイベント

2017年4月23日

東大まちづくり大学院・ウィークエンドセミナー
日本の都市の競争力強化と都市輸出


(シリーズ書籍『サスティナブル都市の輸出』出版記念)

概要

日時:2017年4月23日(日)13:30〜16:15 (16:30からアフタヌーンティー(懇談会)を開催)
会場:東京大学本郷キャンパス 工学部11号館 1階講堂 (地図:本郷キャンパス工学部11号館

タイムテーブル
13:30 - 13:35 開会挨拶
          原田昇
 13:35 - 13:50 イントロダクション
          城所哲夫
 13:50 - 14:20 基調講演「日本の都市の競争力強化と都市輸出」
          和泉洋人
 14:20 - 14:40 講演「都市ソリューションの海外展開に向けて」
          野田由美子
 14:40 - 15:00 講演「日本の都市のソフトパワー」
          高萩宏

 15:00 - 15:15 (休憩)

 15:15 - 16:15 パネルディスカッション
          司会:城所哲夫
         パネリスト:信時正人
「ハードとソフトの総合的な価値化へはどのように・・」
               高萩 宏
               野田由美子
 16:15     閉会

趣旨

 多様な都市課題と対峙してきた日本の都市の競争力とは何か。 深刻な都市問題が山積しつつあるアジア諸国をはじめ、日本の都市の計画・整備・マネジメントの取り組みに対する新興国・途上国都市からの期待は高い。 本セミナーでは、東大まちづくり大学院教科書シリーズとして刊行された『サステイナブル都市の輸出:戦略と展望』(学芸出版社、2017年3月刊)の著者らを交え、2020年東京オリンピックを契機として、日本の都市の競争力を見直すとともに、国際貢献のあり方について展望する。

主要登壇者

  和泉 洋人 氏 (内閣総理大臣補佐官)
  野田 由美子 氏(PwCアドバイザリー合同会社パートナー 都市ソリューションセンター長)
  高萩 宏 氏  (東京芸術劇場副館長)
  信時 正人 氏 ((株)エックス都市研究所理事・横浜市参与)

  原田 昇 (東京大学教授、まちづくり大学院コース長)
  城所哲夫 (東京大学大学院工学系研究科准教授)
『サステイナブル都市の輸出:戦略と展望』(学芸出版社、2017年3月刊)

ポスター



2016年4月9日

「反20世紀」的建築の創造
〜現代のアーキテクト・都市プランナーへのメッセージ〜

概要

日時:2016年4月9日(土)18:30 〜 20:30
会場:東京大学本郷キャンパス(浅野) 武田先端知ビル 5階ホール(地図)

タイムテーブル
18:00〜    開場・受付開始
18:30〜19:30 隈 研吾 教授 講演
19:30〜20:20 ディスカッション・質疑応答
20:20〜20:30 原田 昇 教授(東大まちづくり大学院コース長)挨拶
司会:寺田 徹(東大まちづくり大学院特任講師)

趣旨

 建築家、都市計画家の職能が、今、大きく変わりつつある。
 突出したアイデアや奇抜なデザインで目を引くのではなく、市民との対話を粘り強く繰り返し、社会の多様なニーズをバランスよく読み込んで、まとめ上げる力が求められているようだ。
 転換期にあるアーキテクト、都市プランナーの分野で、今、必要とされる技能や心構えを、新国立競技場の建設プロジェクトを担う、隈研吾氏から学ぶ。
 東大まちづくり大学院に通い、様々な立場で活躍する社会人学生が、討論者として隈氏と意見を交わす。

講演者紹介

隈 研吾 教授

 1954年横浜生。1979年東京大学建築学科大学院修了。85−86年に米国・コロンビア大学客員研究員。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。2001年〜2008年、慶應義塾大学教授。2009年に東京大学教授に就任、現在に至る。初期の主な作品には、亀老山展望台(1994)、水/ガラス(1995、全米建築家協会ベネディクタス賞)、1997年「森舞台/登米市伝統継承館」(日本建築学会賞受賞)、「馬頭広重美術館」(2000、村野賞)、グレート・バンブー・ウォール(北京、2002)など。
 近年では、日本国内で、サントリー美術館(2007)、(根津美術館(2009)、梼原木橋ミュージアム(2010)、浅草文化観光センター(2012)、長岡市役所(2012)、歌舞伎座(第五期・2013)、九州芸文館(2013)、中央郵便局KITTE(2013)、豊島区庁舎(2015)、富山キラリ・富山市立ガラス美術館・図書館(2015)、小松精練Fabo(2015)などを発表。海外では、フランスに、ブザンソン芸術文化センター(2012)、FRACマルセイユ(2013)、ダリウス・ミヨー音楽院(2013)、エントレポット・マクドナルド(2014)、リヨン・コンフリュアンス HIKARI(2015)、中国・杭州で中国美術学院杭州民芸博物館(2015)などを完成させている。
 進行中のプロジェクトでは、スコットランドのヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム・ダンディー、スイス・ローザンヌのEPFL(スイス連邦工科大学)のほか、フランスのサン・ドニ駅、アルベール・カーン・ミュージアム、イタリアのパドヴァ・コンベンション・センターなどがある。
 海外での授賞歴には、2002年にスピリット・オブ・ネイチャー・ウッド賞(フィンランド)、2007年にベストグローバルデザイン賞(ちょっ蔵プラザ&シェルター)、2008年にはフランスのエネルギー・パフォーマンス建築賞などがある。また、RIBA国際会員、AIA(全米建築家協会)名誉会員も務めている。
 著書は、『自然な建築』(岩波新書 2008)、『小さな建築』(岩波書店 2013)、『日本人はどう住まうべきか?』(養老孟司氏との共著 日経BP社 2012)、『建築家、走る』(新潮社2013、新潮文庫 2015)、『僕の場所』(大和書房)等があり、多くが海外で翻訳出版されている。英語訳は『反オブジェクト』、近著の『自然な建築』『小さな建築』は中国、韓国でも出版され、英訳(村上春樹の翻訳で知られるAlfred Birnbaumによる)は、2015年10月にロンドンのAA Publicationsより刊行された。

ディスカッサント(討論者)紹介

 榊原由紀子さん(8期生、(株)石本建築事務所)
 深谷 信介さん(6期生、(株)博報堂、富山市政策参与・桜川市参与、博士課程在学)
 松本 昭 さん(1期生、(株)市民未来まちづくりテラス、元自治体職員(鎌倉市・国分寺市)、博士号取得(都市工学))

ポスター


2016年2月10日〜3月15日

(東大まちづくり大学院連続イブニングセミナー)

「アジア都市の可能性」

第1回 日本のまちづくり × アジア・アフリカのまちづくり=?
〜アジア・アフリカの都市コミュニティとまちづくり〜


 日本の「まちづくり」や「コミュニティデザイン」、アジア・アフリカ諸国の 「オンサイト型居住環境改善」・・・異なる文脈を超え、これら「手づくりのまち」に共通する課題、そして、可能性とは?
 本セミナーでは、コミュニティデザインの第一人者である山崎亮氏、『アジア・アフリカの都市コミュニティ:手づくりのまちの形成論理とエンパワメントの実践(学芸出版社)』の著者らによって、それぞれの経験から近代都市計画の先にみえる「手づくりのまち」の可能性について議論いたしました。

ゲスト講師:山崎亮氏

日時:2016年2月10日 18:30 〜 20:30(受付:18:00)
場所:東京大学本郷キャンパス工学部11号館1F講堂(地図)

プログラム(敬称略)
18:30〜18:45 城所哲夫「問題提起」
18:45〜19:15 山崎亮「日本のまちづくりの経験から」
19:15〜19:30 森川真樹「イスラマバードのコミュニティと学習、住環境改善」
19:30〜19:45 柏崎梢「バンコクのコミュニティ組織の活動」
19:45〜20:30 ディスカッション「日本のまちづくり × アジア・アフリカのまちづくり=?」(コーディネーター:志摩憲寿)

第2回 グローバル時代のアジア都市の持続可能性:日本の役割は?


 急成長を遂げつつあるアジア諸国の都市は、一方で、深刻な環境問題等、持続可能な都市づくりという観点から見て大きな課題を抱えている。このような状況の中で、日本が援助だけではなく、都市インフラ輸出という面からも、アジアの持続可能な都市づくりに関わる機会はますます増加している。
 本セミナーでは、和泉洋人首相補佐官を迎えて、「グローバル時代のアジア都市論:持続可能な都市をどうつくるか」(丸善出版)の著者らとともにアジアの都市の持続可能な発展のあり方と日本の役割について議論いたしました。

基調報告:和泉洋人(内閣総理大臣補佐官、東大まちづくり大学院教授)

日時:2016年3月15日 18:30 〜 20:30(受付:18:00)
場所:東京大学本郷キャンパス工学部11号館1F講堂(地図)

プログラム(敬称略)
18:30〜18:40 松行美帆子「趣旨説明」
18:40〜19:10 和泉洋人「日本の都市インフラ輸出(仮題)」
19:10〜19:25 城所哲夫「アジア都市の持続可能性」
19:25〜19:40 加藤浩コ「アジア都市のインフラ整備の課題」
19:40〜20:30 パネルディスカッション「アジアの持続可能な都市づくりにおける日本の役割」(コーディネーター:松行美帆子)

2014年5月12日

(東大まちづくり大学院イブニングセミナー)

『世界最大の巨大都市圏・東京大都市圏の将来〜2020年オリンピック後の展望〜』

 20世紀の日本の経済発展を牽引してきた東京。
 2020年に世界的ビッグイベントを控える東京。
 長期の人口減少・高齢化局面に突入する東京。
 日本の都市づくりを先導してきた建築家、実務者、学者の鼎談により、世界最大の巨大都市圏の行く末、あるべき方向性について提言していただきました。

【プログラム】
18:30〜19:10  隈 研吾 教授講演 『成熟社会の都市と建築』
19:10〜19:50  和泉 洋人 教授講演 『我が国の成長戦略と都市再生』
20:00〜20:40  鼎談 司会・進行:大方潤一郎コース長
20:40〜21:00  質疑応答
2013年3月28日

東大まちづくり大学院イブニングセミナー(公開講座)

『スマートシティが描く新しい未来とこれからのまちづくり』

第一部 基調講演 (18:30〜19:30)

1.「日立が考えるスマートシティ」
講演者  河野 通長 氏
((株)日立製作所
社会イノベーション・プロジェクト本部
スマートシティプロジェクト本部 主管技師長)

2.「横浜のスマートシティへの挑戦」
講演者  信時 正人 氏
(横浜市 環境未来都市推進担当理事
東京大学まちづくり大学院 非常勤講師)

第二部 ディスカッション (19:40〜21:00)

テーマ:「先進技術と都市の関係を構築する」
司会   大西 隆
(東京大学まちづくり大学院 コース長
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 教授
日本学術会議 会長)

2013年3月5日(火) 14:00 〜17:00

「震災2年を語る会」

PDFファイル

第1部 復興構想会議・同検討部会元メンバーによるリレートーク

赤坂憲雄 氏 (学習院大学教授 福島県立博物館長)
内館牧子 氏 (脚本家)
大西 隆 氏 (東京大学大学院工学系研究科教授 日本学術会議会長)
玄侑宗久 氏 (臨済宗福聚寺住職、作家)
清家 篤 氏 (慶應義塾長)
高成田享 氏 (仙台大学教授)
橋本五郎 氏 (読売新聞特別編集委員)
五十嵐敬喜 氏 (法政大学法学部教授)
玄田有史 氏 (東京大学社会科学研究所教授)
西郷真理子 氏 (都市計画家)
白波瀬佐和子 氏 (東京大学大学院人文社会系研究科教授

第2部 熱く語る! 我が被災地の現在とこれから

古川愛明 氏(岩手県釜石市鵜住居復興まちづくり協議会)  
村上力男 氏(宮城県気仙沼復興商店街理事長 気仙沼あさひ鮨社長)
遊佐勇人 氏(福島県二本松市人気酒造株式会社代表取締役)

第3部 意見交換  ─記憶を風化させず、復興の支援と連携を継続するために─

 

2013年2月18日(月)

大西隆教授 最終講義「まちづくりの研究と実践、これまでとこれから」
PDFファイル

2012年4月4日、9日

東大まちづくり大学院イブニングセミナー(公開講座)

気仙沼市長・釜石市長が語る 復興まちづくりの最前線
PDFファイル

今回のイブニングセミナー(公開講座)では、東日本大震災から1年の時期を迎え、「地域主体の復興」の指揮を執る宮城県気仙沼市長、岩手県釜石市長をお迎えし、いま復興まちづくりの最前線で起きていること(再生への取り組みとそれを阻む壁、一方で地域と世代を超えた連帯がもたらす希望など)を熱く語って頂きました。

●第1回 2012年4月4日(水)18:30〜20:30(18:00 開場)
「"海と生きる"─わが気仙沼の復興まちづくり」気仙沼市長 菅原 茂 氏
●第2回 2012年4月9日(月)18:30〜20:30(18:00 開場)
「撓まず屈せず ─スクラムかまいし復興まちづくりの今を語る」釜石市長 野田武則 氏

2011年12月5日
~
2012年2月24日

平成23年度 東大まちづくり大学院
「復興まちづくり」連続セミナー

PDFファイル

大震災からの復興に向けて日本全体が総力を結集しています。東大まちづくり大学院では、各分野の専門家を講師にお迎えし、復興に向けた最新情報や多様な取組みを紹介しながら「復興まちづくり」連続セミナーを開催しました。

●第1回 2011年12月5日(月)18:30-20:30 工学部14号館141教室
「宮城県における復興計画の経緯と課題」
東京大学大学院教授、宮城県震災復興会議委員、岩沼市復興会議議長 石川幹子氏
●第2回 2011年12月12日(月)18:30-20:30 工学部14号館141教室
「仮設コミュニティでつくる新しい高齢化社会のデザイン」 ─コミュニティケア型仮設住宅の提案と住民共助型活動を通じた仮設コミュニティづくり─
東京大学大学院教授 大方潤一郎氏/東京大学大学院准教授 小泉秀樹氏/東京大学大学院准教授 大月敏雄氏/東京大学高齢社会総合研究機構研究員 後藤純氏/東京大学大学院建築学専攻博士課程 冨安亮輔氏
●第3回 2011年12月16日(金)18:30-20:30 山上会館 大会議室
「震災後の交通まちづくりについて考える」─論点整理と実例に即した議論─
東京大学大学院教授 原田昇氏/東京大学大学院准教授 羽藤英二氏
●第4回 2012年1月16日(月)18:30-20:30 工学部14号館141教室
「津波被害の特徴と今後の津波防災」
東京大学大学院教授 佐藤慎司氏
●第5回 2012年1月23日(月)18:30-20:30 工学部14号館141教室
「津波に強い建築物のあり方」─津波避難ビルの構造要件について─
東京大学生産技術研究所教授 中埜良昭氏
●第6回 2012年1月30日(月)18:30-20:30 工学部14号館141教室
「津波被災市町村の復興まちづくりについて」
国土交通省都市局市街地整備課長 望月明彦氏
●第7回 2012年2月13日(月)18:30-20:30 工学部14号館141教室
「東日本大震災の被災地復興に向けた住まいづくり」
国土交通省住宅局住宅総合整備課長 伊藤明子氏
●第8回 2012年2月16日(木)18:30-20:30 工学部14号館141教室
「大震災と希望学」
東京大学社会科学研究所教授 玄田有史氏
●第9回 2012年2月21日(火)18:30-20:30 工学部14号館141教室
「復興計画における風景の再生」
─過去の復興計画をふりかえることから将来を考える─
東京大学先端科学技術研究センター教授 西村幸夫氏/慶応義塾大学講師 中島直人氏
●第10回 2012年2月24日(金)18:30-20:30 山上会館 大会議室
「創造的復興まちづくりの仕組みと体制」
─復興まちづくり会社・復興まちづくり条例を創ろう─
東京大学大学院教授、日本学術会議会長、復興構想会議委員 大西隆氏
(株)市民未来まちづくりテラス代表取締役 松本昭氏

2011年3月

東大まちづくり大学院イブニングセミナー(公開講座)
地域主体の「まちなか再生」を考える
エリアマネジメント/人口減少と都市計画/日本橋再生

PDFファイル

第1回 3月 7日(月)18:30〜20:30
「街を育てる 二つのエリアマネジメント」
─「つくること」と「育てること」を一体的に取り組む新しいまち育て─

小林 重敬 (東京都市大学教授・横浜国立大学特任教授(Y-GSA 担当)


第2回 3月15日(火)18:30〜20:30
「人口減少時代の都市計画─まちづくりの制度と戦略」

大西 隆 (東京大学教授)
遠藤 薫 (東京大学先端科学技術研究センター教授)
松本 昭 ((株)市民未来まちづくりテラス)


第3回 3月22日(火)18:30〜20:30
「世界の都市間競争と日本橋再生計画」
中川 俊広 (三井不動産(株)日本橋街づくり推進部長)

2010111 桜川市・東大まちづくり大学院共同シンポジウム
「地方都市における分権型のまちづくりを考える」
−桜川市における都市のあり方研究を踏まえて−
PDF

桜川市では,平成21年度に東京大学との共同により「桜川市における都市のあり方」について研究を行いました。その成果を素材にして、市街化調整区域が大半を占める地方都市の土地利用やまちづくりについて、地域主権の観点から識者とともに議論を行いました。

当日のパネラー
大西 隆(再掲)
大村 謙二郎(筑波大学大学院教授)
谷口 守(筑波大学大学院教授)
久保田時治(()常陽産業研究所フェロー)
中西 賢也(国土交通省関東地方整備局建政部都市整備課長)
浅賀 宗和(桜川市都市計画審議会会長)
林 悦子(桜川市議会議員)
コーディネーター:松本 昭(東京大学大学院)
2010年 3月 イブニングセミナー「明日のまちづくりを語る−東京&アジア、地球環境、都市計画法改正−」PDF

都市工学専攻都市持続再生学コース(社会人修士課程、通称:東大まちづくり大学院)では、毎年3月にイブニングセミナーと呼ばれる外部向けのセミナーを開催しています。今年は、小沢鋭仁環境大臣の講演をはじめとして、3回のイブニングセミナーを開催し、合計276名の方々にご参加いただきました。以下は開催報告です。 

小沢鋭仁環境大臣イブニングセミナーで講演
 2010年3月19日18時30分から工学部14号館141教室で、東大まちづくり大学院(都市工学専攻の社会人修士課程・都市持続再生学コース)の第2回イブニングセミナーが開催され、小沢鋭仁(おざわさきひと)環境大臣が、「チャレンジ25とエコまちづくりへの期待」と題して80分間にわたって講演した。講演では、民主党政権になってから地球温暖化対策の一連の取り組みが紹介された。まず、鳩山総理が国連気候変動サミット(2009年9月)で、日本が1990年比で2020年までに温室効果ガス25%削減を表明し、とくにすべて主要国の参加と途上国に対する支援を積極的に呼びかけた鳩山イニシアティブを発表したことが国際的に大きな影響を与えた。大臣も出席したコペンハーゲンでのCOP15(2009年12月)については、京都議定書に代わる新たな合意に達することができなかったという厳しい見方もあるが、それは当を得ていない。今後の世界的取り組みでは、排出大国の中国、米国、インド等が加わることが重要であり、温室効果ガス削減で世界をリードしている日本やEUだけが合意して進めばいいわけではない。COP15では新たな削減目標の合意にまでは至らなかったが、長期目標での大幅削減の必要性が合意され、中期目標については削減目標や削減行動を各国が届け出てリスト化すること、途上国支援のための短期・長期資金を先進国が拠出すること等の内容からなるコペンハーゲン合意に留意することになるなど、大きな前進があったと評価できる。既に3月1日までに、コペンハーゲン合意に108国が賛意を示し、これらの国々のエネルギー由来のCO2排出量合計は世界全体の83%に達しており、京都議定書では実現できなかった主要排出国を巻き込んだ削減枠組みに向けて進んでいると述べた。さらに、地球温暖化対策基本法案の概要が紹介され、わが国の中長期の目標を法定化し、さらにその実現過程で環境関連産業を発展させることで、経済成長を導いていくことが表明された。また都市におけるCO2削減の具体的な方策についても話題が及び、太陽エネルギー利用や住宅省エネ化はもとより、コンパクトなまちづくり、排熱の利用促進、地域熱供給、自転車の活用等、多くの都市政策を発展させていくことが重要であると述べた。講演終了後、参加者との質疑応答に移り、予定時刻を超えるまで質問に応えていただいた。

第1回は森稔社長(森ビル株式会社)がCGを使って講演
 イブニンセミナー第1回(2010年3月2日(火))では、森ビル(株)社長の森稔(もりみのる)氏が「これからの東京都心のまちづくり」と題して70分間にわたって講演した。森氏は、アークヒルズや六本木ヒルズ等、都心地区で業務、商業、文化、居住、さらに田圃まで含んだ複合的な開発を手掛けてきた。さらに上海では地上101階、高さ492mの垂直型複合都市、上海環球金融中心を開発した。講演では、これらの経験に基づいて、複合開発と高層化を組み合わせることによって実現できる垂直的田園都市(Vertical Garden City)の考えを提案した。実際、六本木ヒルズ等は単なるビル開発という範疇を超えて、多様な活動が展開される都市の一部が形成されているのは誰もが認めるところである。さらに、この考えに基づいた新橋から六本木にかけて将来像CGモデルが披露された。地下鉄や道路のある地下、歩行者が使う地表、モノレールが走る低層部、さらに鳥瞰的な景観と、多様なレベルからこの都市を体験することのできるCGモデルは、この講演のために特に間に合わせていただいたものであった。また講演の冒頭には、森記念財団が独自に作った世界都市ランキング2009も紹介された(東京は4位)。講演終了後、懇親会が催され、森氏と参加者との懇談が続いた。

第3回は、都市計画法改正を熱く語る
 今年度最後のイブニングセミナーは2010年3月26日(金)に開催された。テーマは、「都市計画法の改正を考える−都市計画よ、地域主権の進路を示せ」であった。地方都市をはじめとして都市の人口減少や都市化のスローダウンが顕在化するにつれ、都市化時代にできた現行都市計画法の不十分さが浮きぼりになるケースが多くなってきた。これに対応してここ数年来、都市計画法を抜本改正するべきという意見が強まり、所管する国土交通省でも抜本改正に向けた議論が行われてきた。しかし、民主党政権になって、法律のあり方を政治主導で検討するという、考えてみれば至極まっとうな考えが定着しようとする中で、都市計画法改正の方向やタイミングは一時的に不透明になっている。セミナーでは、改めて都市計画法とまちづくりのあり方を再検討して、改正の方向を見定めるために、これまで法改正について提言を行ってきた都市計画家の蓑原敬みのはらけい)氏、都市プランナーの野口和雄(のぐちかずお)氏、さらに昨年このテーマで6回シリーズのシンポジウムを開催した東大まちづくり大学院コース長の大西隆(おおにしたかし)が問題提起を行い、参加者とのディスカッションを行った。都市と農村を包み込む計画法の必要、低炭素都市等の新たなテーマに取り組む仕組みの必要、強すぎる土地所有権の制限等、重要な論点をめぐって活発な意見交換が行われた。

2009年 11月・12月 連続シンポジウム「都市計画法の改正を考える−都市のグランドデザインの再構築をめざして−」
・全体概要(第1回〜第6回) PDF
・第1回 分権・参加と都市計画 PDF
・第2回 郊外の都市計画 PDF
・第3回 低炭素と都市計画 PDF
・第4回 都市計画事業 PDF
・第5回 街なかの都市計画 PDF
・第6回 全体討議-都市のグランドデザインの再構築をめざして− PDF
・議論を踏まえて-都市計画法改正への提言- PDF
2009年 3月 イブニングセミナー、環境省・東大まちづくり大学院連携セミナー
2008年 11月 国際シンポジウム「東アジアにおける都市・地域計画の新展開」
2008年 3月 イブニングセミナー
2007年 3月 都市持続再生シンポジウム「人口減少に向かう都市社会と都市計画」