工学部都市工学科都市計画コースの最後の演習課題「地区の計画とデザイン」は、都市計画を学ぶ学部4年生のグループが、これまでの課題で十分に取り上げることのできなかったいくつかの種類の市街地を対象に、2年生後半以降の演習で養った認識力・分析力・構想力・創造力を駆使して、地区スケールの計画・デザイン提案を行うものです。2020年度はCOVID-19感染拡大の影響を受け、本課題の日数が中間発表・最終発表を含めて10日間に減り、現地調査や対面インタビューも実施できないことから、先輩たちの成果を基礎に各地区のケーススタディを行い、WithCOVID-19/PostCOVID-19のまちづくりのあり方について小グループで討論してまとめる提言型の課題としました。

 都心商業業務地(歓楽街)、東京23区内等の住宅地、首都圏遠郊外住宅地、地方都市の農住混在地域という全く異なる状況の市街地において、WithCOVID-19/PostCOVID-19のまちづくりをどのように考え、進めていけば良いのかについて検討した成果は、同様の議論をしている全国のまちづくりの現場に多少なりとも参考になるのではないかと考え、提言書とそれをビジュアルにまとめたスライドをウェブサイトにて公開することとしました。WithCOVID-19/PostCOVID-19のまちづくりの1つの考え方として、ご覧頂ければ幸いです。

(東京大学工学部都市工学科都市計画コース演習委員会)


課題書 PDF [196KB]


対象地域・地区提言書(PDF)スライド(PDF)
都心商業業務地(歓楽街)
(東京都台東区・文京区湯島駅周辺市街地)
PDF [4MB]PDF [4MB]
東京23区内等の住宅地
(東京都台東区谷中地区)
PDF [7MB]PDF [4.5MB]
首都圏遠郊外住宅地
(埼玉県日高市こま武蔵台)
PDF [1MB]PDF [7MB]
地方都市の農住混在地域
(長野県小布施町)
1班PDF [161KB]
2班PDF [715KB]
1班PDF [4MB]
2班PDF [750KB]