新型コロナ感染症対策としては、全学および工学系研究科の指針のもと、感染状況を慎重に判断し、学生および教職員の安全を第一に、研究教育活動を行っています。

在学生のFAQ

Q. 講義はどのようなものがありますか?また、都市工学科の教育カリキュラム特徴的な点はどこですか?

A. 講義は都市計画概論や都市環境概論からはじまり、都市計画制度や都市デザイン、広域地方計画や防災計画、緑地計画や住宅論、交通システム、上下水道学、水環境学、水理学、微生物工学、廃棄物や資源循環、環境システム解析など、非常に多岐に渡ります。法制度や計画手法、水処理技術や環境管理に関する講義だけでなく、統計や都市解析など数理的な講義も存在します。

Q. 演習では具体的にどのような課題に取り組みますか?

A. 都市計画コースと都市環境工学コース、それぞれの基礎を身に着けるための課題を厳選しています。学生は、座学だけでない実践的な能力を学ぶチャンスととらえて、熱心に課題に取り組んでいます。
都市計画コースの演習では、2年A1A2タームから4年S1S2タームまで1週間のうち半分は学生たちでグループワークを行い、様々な課題に取り組みます。課題全体を通じて、認識力、分析力、デザイン力、構想力を、バランスよく伸ばすように構成されています。集合住宅の設計、都市マスタープランの策定、そして東京圏の広域計画の立案といった課題に取り組みます。幅広いスケールの課題に取り組むことで、建築・街区から都市そして広域計画に必要とされる計画・デザイン技法を修得できます。また、GIS(地理情報システム)の使い方や統計解析の手法も同時に学びます。4年S1S2タームには複数の課題の中から学生が自由に選択し取り組めるオムニバス演習もあります。
都市環境工学コースの実験と演習では、都市の環境問題の構造を理解、分析し、課題を解決していくために必要となる理論と技術、それらを応用していくスキルを身につけていきます。都市の水環境や大気環境、水処理技術、また都市規模での資源循環や環境負荷など、幅広いスケールと多様な観点から都市環境問題を捉える能力を身につけることを目指しています。2年A1A2タームでは週2回、3年S1S2およびA1A2ターム、4年S1S2タームでは週3回、午後(終了は夕方)に実施しています。より詳しくは、こちら(都市環境工学コースのページ)もご覧ください。

Q. 就職先にはどのようなところがありますか?

A. 官公庁や地方自治体、ディベロッパー、ゼネコン、コンサルタント・シンクタンク、設計事務所、インフラ関連企業、水処理メーカーなど、都市計画やまちづくり、環境マネジメント、環境技術開発に直接的に関わる業種だけでなく、多くの卒業生が商社や金融機関、ICT関連企業、ベンチャー企業などにも勤めており、選択は多岐に渡ります。就職活動に関しては学生の自主性を重んじ、学科推薦などはありません。工学部の中では学部就職の割合が若干多く、例年3割程度の学生が就職します。

Q. 他学科や他学部の講義を取ることはできますか?

A. 都市工学科では幅広い視野と高度な専門性を有する学生を教育することを目指しており、他学科・他学部の講義を受講することも推奨しています。例として、社会基盤学科や建築学科の講義、農学部や経済学部の講義を受講する学生もいます。

Q. 建築学科や社会基盤学科と都市工学科の違いは何ですか?

A. 同じ人間が生活する空間を対象としているため、建築学科や社会基盤学科と共通する点は多くありますが、特に都市工学科は地区・1市町村から都市圏・広域まで、幅広い空間スケールを対象とする学科です。

Q. 文系からでも進学できますか?

A. 毎年、都市計画コース、都市環境工学コースともに文系からの進学者が一定数います。これまで文系から進学してきた学生の多くは、それぞれの得意分野を活かしながら研究活動を進めてきています。

Q. 研究室の選択はどのように行われますか?

A. 例年、学生間で研究室選択の調整しているので、教員から研究室選択に口を出すことはありません。各研究室に所属している教員の数に応じて卒論生の受入人数が設定されています。

Q. 卒業論文ではどのような研究がされていますか?

A. 各研究室のHPに過去の卒業生の卒業論文リストが載せられていますので、こちらをご覧ください。

Q. 研究室での生活はどのようなものですか?

A. 卒論生と大学院生、また研究室ごとに異なりますが、一般的に卒論生は1~2週間に一度程度、大学院生は2週間~1ヶ月に一度程度の頻度で指導教員とのゼミ・ミーティングを行い、研究を進めます。また、研究室に入ることで学生と教員の距離が近くなり、上下の学年の学生間のネットワークが強まります。

Q. 大学院入試はいつ、どのように行われますか?

A. 大学院入試については、こちらをご覧ください。

大学院生のFAQ

Q. 他大学や他学部・他学科から受験するにあたり、必要な条件はありますか?

A. 特別な条件は必要ありません。修士課程については、大学を卒業もしくは卒業見込みであること、です。

Q. 他大学や他学部・他学科から、都市工学専攻の大学院に入学する人はどのくらいいますか?

A. 例年、入学者の2~3割は、都市工学科以外からの入学者です。

Q. 他大学や他学部・他学科から大学院入学後、都市工学科卒の学生にくらべて不利な点はありますか?

A. 制度上の扱いは全く同じです。経験・学識等については、個人差の方が大きいです。

Q. 大学院生が、学部の講義を受けることはできますか?

A. できます。講義の履修については、指導教員と相談しながら決めるのがよいでしょう。なお、修士課程の学生は、学部の講義でも単位がつきますが、博士課程の学生には単位がつきません。

Q. 研究室の配属について、どのような方式で決まるのですか?

A. 修士課程は、入学後に希望する研究室を決定します。博士課程は、受験の際に、希望を表明する機会があります。

Q. 講義は日本語、英語のどちらで行われますか?

A. 両方あります。どちらか片方で、修了に必要な単位数は十分に取れます。

Q. 海外の都市の研究を希望しているのですが、それは可能ですか?

A. それぞれの教員が、さまざまな研究プロジェクトを持っているので、個別に相談することができます。毎年、多くの学生が海外の都市の研究に関わっています。

Q. 留学生の友人を作りたいのですが、どうすればよいですか?

A. 多くの留学生がいるので、さまざまな機会に話ができると思います。

Q. 英語に自信がないのですが、どうすればよいでしょうか?

A. 多くの留学生と話をしたり、英語で研究発表することなどを通じて、自然と上達しますし、勉強する意欲につながると思います。都市工学専攻の入学試験に合格するレベルであれば大丈夫でしょう。

Q. 学会発表はどのような機会がありますか?学生は発表できるのですか?

A. もちろんです。毎年、多くの学生が国内学会や国際会議で発表しています。所属する学会はコース・研究室によりますが、都市計画コースでは都市計画学会、建築学会、都市環境工学コースでは土木学会、水環境学会などに所属する学生が多いようです。学会発表は他大学、他専攻の教員や学生と知り合い、自分の研究を評価される場所なので積極的に発表することを推奨しています。また、修士課程のうちに国際学会で発表する学生もいます

留学生のFAQ

Q. 講義は日本語ですか、英語ですか?

A. 両方です。英語で開講されている講義のみでも、修了に必要な単位数をそろえることは十分に可能です。日本語の講義も受講できます。

Q. 研究指導は日本語ですか、英語ですか?

A. どちらかを学生が選ぶことができます。

Q. 日本語はどれくらい必要ですか?

A. 研究のためには、英語のみでも可能です。ただし、日本での日常生活を楽しむためには、日本語をある程度取得しておく必要があります。都市工学専攻では、留学生が日本語を学ぶための「日本語教室」という機会を提供しています。

Q. 研究指導の体制について教えてください。

A. 指導教員によって異なりますが、親身な指導を受けられます。指導教員以外の先生からアドバイスをもらう機会も多くあります。たとえば、修士課程は半年に一回、計画系あるいは環境系の全教員の前で、自分の研究の進捗状況を報告する機会があります。

Q. 留学生同士の交流はどのような機会がありますか?

A. 東大には多くの留学生が在学しており、都市工学専攻外にもいろいろなネットワークがあります。

Q. 留学生と日本人学生との交流はどのような機会がありますか?

A. チューターが付きます。来日から当面の間は、住民登録から学内の事務手続などのサポートをしてくれます。研究室ごとに様々な機会があります。

Q. 自分の国の問題を研究テーマにしたいのですが、可能ですか?

A. これまでにも多くの学生が、自分の国に関わるテーマを研究しています。指導教員と相談しながら決まりますので、個別に相談してください。

Q. 大学院に入学後に奨学金を得ることは可能ですか?

A. 奨学金に関する情報は、大学を通じてもお知らせしています。大学としても、積極的に生活支援を行っています。
博士課程学生には、特別リサーチ・アシスタント(SEUT-RA)の制度もあります。SEUT-RAについて、詳しくはこちら(工学系研究科のページ)をご覧ください。

Q. 留学生はどのようなところに住んでいますか?

A. 大学の寮や、その他奨学団体の寮などに住んでいることが多いです。また、友人とルームシェアしているケースや、日本人同様、民間のアパートを借りるケースももちろんあります。不動産屋との交渉が難しいので、多くの場合は出身国の友人に助けてもらっているようですが、チューター制度などを利用して日本人学生に助けてもらえます。

Q. 子供が幼いのですが、育児しながら研究をしている学生はいますか?

A. 学内に保育園があり、多くの留学生が活用しています。学外の保育園を利用している人も含め、子育てしながら研究している学生も多くいます。

Q. 配偶者と一緒に行きたいのですが、日本語が出来ないので不安です。

A. 都市工学専攻の日本語教室では、配偶者も受け入れていますので、そこで友人を見つけながら日本語を学べます。