本学科は、都市環境工学コースと都市計画コースで構成されています。
両コースともに、国土や地方圏、都市全体、都市を構成する地区、さらには各種都市施設などを対象とした調査・分析、計画立案、設計・実現の各局面において能力を発揮できるような専門家を養成することを目的としています。このような学科の性格から、当学科のカリキュラムは午後の多くの時間(3年の夏と冬、4年の夏学期の各9時間)をさいて、演習と実験に当てています。
当学科は、学生諸君が、これらの時間を有意義に用いることを通じて、単に与えられた課題を解くのではなく、自らの観点から都市を眺め、課題を発見し、これに対処する能力を開発することを期待しています。
大学院(都市工学専攻)は、上記二つに加えて、都市持続再生学コースを設けています。2007年より開設された、主に社会人向けの大学院(修士課程)で、社会基盤学専攻、建築学専攻との三専攻を横断するプログラムとなっています。