水環境制御研究室 修士課程

都市工(環境系)を選んだ理由

志望した動機は、環境について幅広い知識を得るとともに、その上でより良い水環境をつくるために研究を行いたいと思ったからです。中学生のころから、環境というワードに興味を持っていたので、関連する学科に進学したいと考えていました。
また、私は散歩が好きで街並みを見ながらよく歩くのですが、ある時、河川が汚い、暗いといったマイナスのイメージを抱いてしまうような環境にあるのではないかと感じるようになりました。というのも、河川が建物に囲まれていて薄暗く、フェンスや木々で見えない場合が多かったからです。安全に安心して触れ合えるような水環境を創ることができたら、散歩ももっと楽しくなるだろうし、まちをより良くすることにつながると思いました。
この2つの動機から、環境・まちづくりに関して理解を深め、広い視野を持って課題に取り組むためにこの学科・研究室を選びました。

都市工(環境系)での生活

大学院進学後は、専攻内の学生10人以上が同じ部屋(院生室)で学年・研究室関係なく過ごしています。私は研究でシミュレーションを行うため、普段は院生室でPCを使っていることが多いです。授業、研究発表会やそしてもちろん個人ミーティングなど、意見を交換する場が多く設けられています。
専攻内の学生は、多趣味な人が多い印象で、夜や週末には一緒に出かけることもあります。長期休暇には合宿・旅行も企画されます。

後輩へのメッセージ

都市工学科に進学後、様々な都市環境問題について学び、今社会には何が必要なのか、これまでには持ちえなかった視点で物事を見て考えることができるようになりました。さらには、学部学科、専攻に関係なく様々な講義を受講可能なため、興味を持った分野について積極的に学ぶことができます。
学生だけでなく先生方も社交的な方が多く、困ったことがあればいつでも親身になって相談に乗ってくださいます。
もし、何か1つでも関心を持っている環境問題があれば、ぜひ進学を検討してみてください。様々なアプローチ方法でその問題に取り組むことができ、とても楽しいと思います!